壁を全て撤去します(2015年7月31日)

無事登記が完了し、物件は自分の持ち物になりました。 よく周りを見ると、全く同じような家が並んでいます。おそらく間取りは同じだと思います。きちんと手入れしている方もいるし、外壁に亀裂が入ったままの家も・・・ マイペースでDIYして行きたいと思います。

あて、初めに床を撤去すると歩くことが出来なくなるので、家を補強する壁から行おうと思います。

最近は見掛けなくなった「砂壁」を剥がしてみます。どこかのTV番組の様に壁をど~んといきなり壊したいところですが、壁の耐力で自立している様な欠陥住宅ですから慎重に作業を進めることにしました。

ん? 壁にコウモリ? 死んでいる様です。
石膏ボードの様なものが出てきました。砂壁のベースでしょうか? これで壁面の強度を確保している様です。

壁部分は、固いものの強度の限界で崩れるとそれまでの様です。柱との隙間も見られ釘で打ち付けられているだけです。これを外すと外壁の内側が出てきます。

プリントべニア板(3㎜位の厚み)を剥がすと断熱材なしの外壁の内側が見えます。外壁を支えている板は「廃材?」と思われる様な板が使われています。

外壁はリフォーム跡あり、外壁に亀裂が入ってきたのだと推測されます。外壁は、一時期流行った「サイデリア」です。ここを触ると大変なのでそのままとしても家自体をしっかり支えるためには内側の壁面に強度を持たせて。面で建物を支える構造にしなければなりません。外壁が崩れても内壁持たせるような構造・・・ 言うのは簡単だけど面倒な作業になりそうです。

とにかく剥がす!(2015年8月23日)

作業に入るとなかなか写真を撮る気が回らない。やることが沢山あって、考えることもたくさんあって・・・。内壁を剥いだら、次は床、そして次は天井・・・。柱を補強できる所は補強したい。それには壁や床や天井が邪魔。

二階の内壁を剥いだら階段が明るくなった。まだ、階段の左右がそのまま。
壁も床も剥いだ。ここは以前台所で床板が腐っていた。さすがに欠陥住宅! 床下は瓦礫が散乱していた。

床下は、水回りの配管が必要。流し等は以前とは違った所に設置して洗濯機も専用の場所を確保する為に、洗濯機用配管を通している。ピンクは温水用配管でオール電化にした時の台所の温水用。

床が水平ではありません。普通なら下がっているところを持ち上げるのでしょうが、凸凹なんですね。ある基準があって、そこを持ち上げれば正しく修正できるという造りではないのです。

家の歪み方に対して水平になる様に歪を補正しながら床を張る準備をします。一つ一つ合わせこんで行かないといけないので、サイズを測って切ると言う様な単純な作業ではありません。

床を張る前に流し台が来てしまいました。23㎜の構造用合板の上に置いておきます。
水平を取って、構造用合板で床を張って行きます。

流しを置いてある箇所は和室(畳)で、手前が台所で板張りとなっていました。ガラス入り障子で二分割されていましたが、全部一体にします。小さな部屋で細かく区切る必要はありあません。その分、気密性を上げて光熱費は安くなる工夫をするつもりです。

これらの作業で重要なのが、基準となる水平や垂直を出すことです。私は、Amazonでレーザー水準器を購入しました。

壊したら補修しながらDIY!(2015年9月27日)

壊したらゴミが出ます。このゴミは市町村の家庭ごみとして廃棄できるものと出来ないものに分ける必要があります。焼却できるものはゴミ処理場に持ち込んで処分しますが、瓦礫に相当する部分は引き取ってもらえないので、産業廃棄物を扱っている業者に連絡して引き取ってもらいます。キロいくらと言うものではなく、1㎥、1万~って感じですね。

1Fの流し台を置くスペース断熱材を入れて水回りの配管と蛇口を取り付けます。

水回りは、蛇口と排水溝はセットで必要です。台所は、温水用と通常給水用の2つを配管します。排水溝はゴミなどが入らない様に蓋をしていますが、ここに流しの排水パイプが接続されます。蛇口は、壁に取り付けるタイプと写真の様に取り付けるタイプがありますが、空間を利用したいのとメンテナンスや機能拡張(浄水用の蛇口を付けるとか・・・)をし易い様に壁の中には配管しません。キッチン周りは熱が発生しやすいのでどうしても冬場は結露し易くなります。キッチンだけではなく省エネ住宅目指して断熱材はしっかりと入れます。

1階は台所と和室が分かれていた為に、床だけではなく天井も高さが違います・・・

写真は和室の天井と奥が台所の天井で既に剥がしているので2階の窓の光が差し込んでいる。床だけを揃えるつもりでしたが、和室の天井も剥がす事にしまいした。

この家、欠陥住宅なのはわかっていましたが、火打ち梁すらありませんので追加します

火打ち梁をどうとりつけるか? 悩んだ挙句、水平を基準に取り付ける事にしました。家がゆがんでいるので、柱を基準にすると水平に対する応力に対して弱くなるので常識にとらわれずにDIYを進めます。

二階の床もすべて貼り終わりました。

二階も6畳が二間を一つにまとめます。

2階は同じ和室なので床の高さは同じなので楽かと言えばそうではありあせん。この家には垂直とか水平と言う概念が通じない・・・ つまり、斜めに傾いている床を水平になる様に床を張り直します。構造的に家の強度に関係がありそうな面は後から作り直します。

作業が遅れ気味です。年内に住めるようにすることを目標にしていますが・・・

和室の天井も撤去して断熱材をタッカーで壁に打ち付けていきます。普通、部屋間の壁には断熱材を入れていない場合がありますが、すべての壁の空間に断熱材を入れます。断熱材には吸音機能もあるので入れないよりは入れた方が音が響きません。これは、家の中の音が外に漏れないのと外の音(騒音)を抑えるためです。

照明の波長をUVから可視光へ変更

カメラで直接LEDを撮影すると輝度が飽和してRGBの色に関係なく「白」になってしまう。で、少し角度を変えて反射板で乱反射する光を撮影するとRGBの色が確認できる。両サイドのロイヤルブルーの輝度が強すぎてクリアホワイトはカメラで撮影する事は出来ない。

掃除機を取り付ける空いている壁面がない・・・

今までは、壁に取り付けていたけどシューズボックスが部屋に移動になった為に掃除機を取り付けるスペースがなくなった。仕方がないのでシューズボックスに引っかけて取り付けることに。この部屋は部屋自体が収納スペース。家にはタンスが一切ない。

感謝!

朝起きるとLINEにメッセージが・・・
末娘からのうれしい母の日のメッセージ。
上の子たちからは素敵なプレゼントが届きました。
次々と手が離れて今はそれぞれの生活をしていても
離れていても、気にかけてくれる。
その気持ちがとてもとても嬉しい。
ありがとう。

玄関に大きな棚を作る

靴置き用棚件物入用棚をDIYしました。
棚の奥行きは約30cm(正確には29cm)幅は約180㎝(正確には176㎝)
30cm幅で180cmの板が欲しかったのですが、高い!
なので1x6の安物を使いました。この木材は非常に柔らかいので写真では金具を2ヵ所で受けていますが中央に1個金具を追加しています。1x6は5枚でも2000円程です。5段だと10枚必要。
長さのカットとサンドペーパーで表面を仕上げます。はじめは#120位の粗目で#400で仕上げています。この木材非常に安いのですが、凸凹で傷があるので、集成材の方が楽です。
表面を保護する為にオイルを塗ります。この程度の木材だと200mlで一度塗りで無くなってしまいます。初めから厚塗りはせずに傷がつく度に追い塗りを繰り返すといい感じに仕上がて来ます。
最上段はセキセイインコの場所です。丁度籠の大きさが30㎝。これに合わせて作りました。
傘を置く場所がないので、傘を引っ掛ける場所を急遽作成。靴は靴箱に入れると湿気で他の靴を傷めます。密閉空間に入れる時は、よく乾燥させましょう。
中央部の耐荷重に問題があるので支えを追加した。

人工海水

サンゴや魚を飼育していると最低限しなければならないのが給餌やフィルターの掃除、水替え。海水魚の場合、エサも大変だけど水替えがもっと大変。人工海水を作るには水(RO水)と人工海水のもとが必要。水槽内の海水は蒸発して塩分濃度が勝手に上昇する。犬や猫の給水器の様な自動で蒸発した分の水を自動で補う様にしているものの、自然と塩分濃度は上昇する。一か月に1回程度は塩分濃度を測定して確認した方がよい。測定方法はブログで器具を探してもらうと直ぐに見つかる。

この塩の消費量は、家の水槽で年に22kg程度。海水量として660リッターを交換している。一ヵ月で55リッター程度。週一なので、1回約10リッターの交換。水槽は180リッターなので約5%しか交換しない。サンゴも魚も順調に成長しているので良しとしている。計画ではプロティンスキマーで食べ残しや老廃物を除去して底面ろ過やライブロックにより水替えゼロを目指している。RO水はボトルだけ購入すればチャージ無料を利用して一度に許されている2本(約8リッター)を2回(16リッター)で水替え用に10リッターと蒸発による自動給水に5リッターほど使っている。コストはボトルの初期費用のみ。だだ、先に書いたように「塩」が高い。

サンゴ用となると1万近くする。今回は節約して詰め替え用を購入。

ペール缶だと22kg入っているが袋入りは20kgで60リッター分少ない・・・ 安いけど・・・

詰め替えみて、少し残っていたもののオーバーフローしそうになった。詰め替え作業には力がいるので注意ください。

不織布マスクを長く使う

コロナの影響で外出時はマスクが必須で店舗によってはマスクがなければ入店できませんと言われます。10枚で500円程度で入手できる様にはなりましたが、コロナが流行る前の5倍くらいの価格でしょうか? もともと花粉症なので2月~5月末くらいまでアレルギーを抑える薬とマスクは必須なので、コロナが流行っても慌ててマスクを買いに走ることはありませんでした。花粉症だと外出時のみの着用で、1週間くらいは同じマスクを使っていましたが、コロナだとそうは行きません。一時期、使ったマスクは速やかに廃棄するといった報道もされましたが、マスクが足りないのにそう簡単に捨てる訳には行きません。我が家では、外出から戻ると、

① 洗剤で洗う

② アルコールで消毒

の2パターンで再利用しています。 不織布は水で洗うと繊維がばらけて来ます。軽く押し洗い程度にしなければなりません。アルコールは吹き付けて使用するので型崩れも少なく痛みが少ないようです。

はじめは外側から霧吹きでマスクの表側を殺菌します。 このマスクは2週間ほど使っているので結構毛羽立っています。
表が終わったら裏側をアルコールを霧吹きで吹き付けて殺菌します。 あとはハンガー等に引っ掛けて乾燥させます。

60歳で定年するとやらなければならない手続き

本来なら、定年まで勤めていた会社から説明があるべきところですが、定年後の手続きは会社は行う義務がないので何もしてくれません。もし、詳しく教えてくれる会社だとかなり社員思いの良い会社です。

① 離職票を持ってハローワークへ行く(離職票は会社で書いてくれます) 定年後も働く気がなくて、退職金や貯蓄でお金に困っていない人は何もしなくても良いですが、再就職を考えている人は、必ずハローワークへ行きましょう。定年退職の特典があって、直ぐに就職が出来開ければ、受付を最大1年まで延長できますが、必ずハローワークに届け出るて認定を受ける必要があります。

② 健康保険は、会社の社会保険の2年延長(会社と折半でしたが、全額自己負担に変更になります)が可能です。この延長は権利であって自分で届け出しなければなりません。国民健康保険を選択する事が出来ますが、定年まで勤めた人の年収から保険料金を算出されるので腰を抜かすほどの金額を支払わなければなりません。社会保険を2年延長した場合は、2年がワンセットになっているので、2年間保険料金は変わりません。再就職が気まらなければ2年経過後には国民健康保険に加入する事になります。

③ 年金は65歳まで貰えませんが、60歳(正確には59歳と11ヵ月)で年金を納めきる事になります。月末が誕生日の人は、その翌日が離職日となるので誕生日が月末以外の人よりも1回多く年金を納める事になります。これが損か得かと言えば、得です。その分受け取れる年金額が増えます。月末以外の誕生日の人は納めたくても納める事が出来ません。注意しなければいけないのが、定年退職者は年金の支払いは発生しませんが、配偶者が扶養者で第三号の場合、②の社会保険から支払われるのは、自身の介護保険等だけで配偶者の分は健康保険のみの利用が可能、年金や介護保険は含まれていないので注意が必要です。社会保険の継続を選んで、奥様(配偶者が60歳以下)の場合は、別途第一号に戻す手続きを行わなければなりません。つまり、別途、配偶者の国民年金支払い+介護保険料金を支払わなければなりません。これは所得に関係なく、月額16,540円支払います。つまり、社会保険(協会けんぽ等)の任意継続で安いと思ってもこれに16540円を加算したも安ければ任意継続はお得ですが、あまり変わらない場合は、国民健康保険に加入した方がお得という場合があるので注意が必要です。

これらの手続きは自分で役場(市役所)に行って確認したり、社会保険の事務所にまで行って手続きを行う必要がありあす。そうそう、任意継続をした場合、会社側は離職日の前日まで給与分から社会保険料を支払う義務がありますが、月の半ば1日~月末₋1日までの場合は、退職者がその月の社会保険料を負担しなければなりません。4月の月末以外の日が誕生日で定年退職した場合、4月分の社会保険料は離職した本人が全額負担しなければなりません。例をあげると4月29日が誕生日だと月末ではないのでその翌日の4月30日が離職日になりますので、会社の給与の締めが月末で30日でも、給与から社会保険料は引かれません。自分で4月分とそれ以降の任意継続の保険料を支払わなくてはなりませんので、2か月分の支払いが必要です。

住民税もやっかいです。1年遅れで支払いが発生しているので、退職する場合、月割りの残りの部分を残額給与から引かれます。引かれなくても払わないといけないので同じなんですが・・・。来年の住民税は退職前の所得で課税されます。

社会保険や住民税のど支払わななくてはならない金額は、初年度は100万近くなります。

会社は定年退職者に対いて希望すれば延長雇用する義務がありますが、給与が50%以下に減って賞与なしで勤務時間や業務内容は変わらずとなるので、それに耐えられる人は継続雇用を選ぶべきです。残りの人生(時間)を安い給与で会社にご奉仕出来るのは日本人くらいでしょうね。